村瀬秋水 掛軸 (
2010年05月入手)
秋壑翠圖
庚戌(嘉永三年)冬日冩
奉
柳溪先生一粲
秋水源徽
余今秋九月有虞之職僻居山中半閲月
●脱市中之塵累殆如在于世外一日早起
忽見遠近林木變色乃知時序已属晩秋
其眼前心際無適而不可愛亦無處而
不可畫 於此展一帋漫作此圖固不求形似
特寄興會情耳不復計我筆之工拙也
先生如不斥其拙一笑留之几邊幸矣
徽又識
秋壑翠図
庚戌(嘉永三年)冬日写す
奉
(神田)柳溪先生 一粲
秋水 源 徽
余、今秋九月、虞の職(山林管理の仕事)有り。山中半ばに僻居して月を閲す。
市中の塵累を●脱して殆んど世外に在るが如し。一日、早起すれば
忽ち遠近の林木の変色を見る。乃ち時序の已に晩秋に属せしを知れり。
其の眼前心際、適ふ無ければ愛すべからず、また処なければ描くべからず。
此において一紙を展べ漫りに此の図を作す。固より形似を求めず
特(ひと)り興の情に会するに寄せるのみにして、復た我が筆の工(巧)拙を計らず也。
先生もし其の拙を斥(しりぞ)けず、一笑して之を几辺に留むれば幸ひかな。
徽又識す
村瀬秋水 掛軸 (
2010年12月入手)
淡々疎々梅一枝
水仙花発闘秀姿
村瀬秋水 掛軸 (
2009年9月入手)
霜葉風花畫最難
花多爲菊少爲蘭
平生愛菅山中艸
莫詩花開別眼看
霜葉、風花、画くに最も難し
花多ければ菊と為し、少ければ蘭と為す
平生、菅を愛
す、山中の草なり
詩に花開く莫し、別眼で看
る
村瀬秋水 掛軸 (
2006年10月入手)
「孤舟蓑笠獨釣寒江雪」
村瀬秋水 掛軸 (
2007年1月入手)